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阪神、FA権取得見込みの中田に注目!2日から日本ハムと3連戦

阪神は今季終盤国内フリーエージェント権を取得見込みの日本ハム・中田の動向に注目(撮影・高橋茂夫)

 阪神はロッテに交流戦初黒星を喫し、2日から日本ハムを甲子園に迎える。大阪桐蔭高時代、甲子園で大暴れした中田翔内野手(28)が凱旋。2007年の高校生ドラフトで1巡目で指名した阪神は今季終盤国内フリーエージェント(FA)権を取得見込みのかつての恋人の動向に注目していることが1日までに判明。見逃せない3連戦となる。


 かつての恋人が甲子園に帰ってくる。パの最下位ロッテに敗れた阪神は2日に帰阪し、昨年の日本一チーム、日本ハムを本拠地に迎える。

 昨年交流戦で3連敗したロッテに2勝1敗と勝ち越した金本監督は「いや、それは特には(感想は)ないですけどね」と特別な関心を示さず。次なる戦いに気持ちを向けていた。仕切り直しの交流戦第2カードは、オフのストーブリーグをにらんだマッチアップとなる。阪神は調子を上げてきた和製大砲、中田の動向に大注目する。

 阪神は今オフの補強について具体的には動き出していないが、球団関係者によると、昨年始めから2017年シーズンで国内FA権を取得見込みの中田の動向について注目しているという。日本ハムの背番号「6」は07年1月の年賀式で当時の宮崎オーナーが「球団を挙げて大阪桐蔭高の中田君を獲りに行く」と宣言した意中の人だ。

 大阪桐蔭高で甲子園での4発を含む高校通算87本塁打を放った逸材は、ドラフトで4球団競合の末、入団した日本ハムで着実に成長。2015年には30本塁打を放ち、14、16年には打点王を獲得した。今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では5番を打ち、大会中、3本塁打、8打点の成績を残し、筒香(DeNA)と強力なクリーンアップを形成した。


 注目の今シーズンはけがで序盤離脱したが、すぐに復帰し、調子も上げてきた。1日のDeNA戦(札幌ドーム)では三回に5号2ランを放った。上り調子で甲子園に乗り込む。

 阪神は右打者が手薄なチーム事情はここ数年も変わっておらず、通算166本塁打の長距離打者は、浜風を本拠地とする球団にとって魅力的な存在だ。ただ、15年オフに就任した金本監督は超変革を掲げ、若手を育ててチームを根底から変える方針で動き出した。

 若手が育つまでチームを支えるために、昨オフ糸井をオリックスからFAで獲得したばかり。球団関係者によると、現状ではチームは首位戦線で優勝争いを繰り広げており、本社-球団-現場で来季補強について具体的に話し合われていないという。指揮官が手塩にかけた中谷が今季6発、原口も一塁専任で打力を磨いており、球団は現場の意向を踏まえて補強策について今後慎重に検討していく見通しだ。


 オフの去就について注目が集まる中田だが、シーズン中とあり、明らかにしていない。阪神側も本格調査に入るのかどうか、今後話し合われることになる。10年後も猛虎と中田の赤い糸はつながっているのか、いないのか-。いろんな意味で注目が集まる3連戦となる。

★フリーエージェント(FA)制度

 いずれの球団とも選手契約を締結できる権利。出場選手登録(1軍登録)145日を1年と換算し、国内FAは原則的に8年(2008年以降ドラフトで入団した大学生・社会人は7年)、海外は9年に達すると資格を取得できる。国内FA宣言選手として公示されると、翌日から前所属球団を含む全球団と交渉可能となる。

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