プロボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦で、同級1位のアッサン・エンダム(33)=フランス=に不可解判定で敗れた同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が27日、フェイスブックを更新。この試合を米国の大物プロモーター、ルー・ディベラ氏がネット上で観戦したことを喜んだ。
「アメリカの大物プロモーター、ルーディベラも試合を見てくれていたみたいです」
WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長が25日(日本時間26日)、パナマで会見を開き、再戦を指示するとともに村田を負けとしたジャッジ2人を6カ月の資格停止処分とすることを発表した。村田はこの決定を受け、26日に現役続行に前向きなコメントを発表していた。
「こういった形ですが、世界的に多くの方々に試合を見ていただけたことは、アマチュア時代に書いた未来日記(目標設定)で『夢のような夢』の欄に書いてあった、海外に出てのビッグマッチというところに少しは近付くことと、嬉しく思います」と胸を張った。
一方で「そう言えば、プロにきて、毎試合、毎日に必死で、その大きな目標(大前提)を忘れていた気もします。夢のような夢だと思っていたものを叶えるチャンスが目の前にある環境を作って頂いている帝拳ジムに改めて感謝です」と初心に帰っていた。
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