バンクーバー五輪で銀メダルだった真央(手前)。金メダルのキム・ヨナ(奥)とライバル関係は続いた 真央のスケート人生は、キム・ヨナ=韓国=の存在を抜きには語れない。誕生日が20日しか違わない2人は、2006年のトリノ五輪後、激しいライバル物語を描き始める。
2004-05年シーズンのジュニアグランプリ(GP)ファイナルや世界ジュニア選手権を制した真央。05年12月にはシニアのGPファイナルも初出場で優勝した。ところが06年3月、敵なしと思われた世界ジュニア選手権で、2連覇を阻止したのがキム・ヨナだった。