フィギュアスケート・世界ジュニア選手権最終日(18日、台北)女子はショートプログラム(SP)2位の本田真凜(15)=大阪・関大中=が自己ベストを更新するフリー2位の133・26点をマークし、合計201・61点で銀メダル。日本勢初の連覇はならなかった。同3位の坂本花織(16)=神戸FSC=は合計195・54点で銅メダル、同5位の白岩優奈(15)=関大KFSC=は合計174・38点で5位だった。アリーナ・ザギトワ(14)=ロシア=がSPに続きフリー1位となり、ジュニア歴代最高得点となる合計208・60点で優勝した。
本田の演技後の一問一答は以下の通り。
--演技を終えて
「正直、すごく悔しい気持ちがあるけど、今回やれることはすべて出し切っての結果なので、いまできることはすべてできた」
--浜田コーチからのアドバイスは
「妹たちが生放送だからテレビで見ていると思うので、お留守番している妹たちに届くように、『ずっとあこがれのお姉ちゃんといってもらえるような演技をしなさい』と。順位は関係なく、自分のできることと妹たちに届けられる演技はできた」
--200点超え
「目標にしていた(自己ベストを)10点ぐらい上げることもできたしいまはすごく複雑な気持ち。1位の選手に『おめでとう』とがんばっていいたい」
--来季は
「これでシニアには上がれると思うのでシーズンオフ中に覚醒したい。一瞬、すごくうれしかったけど、数分後に悔しい気持ちに変わって半分半分くらいの気持ち。けさ来シーズンの曲を決めて楽しみな気持ちでいっぱい。ジュニアをノーミスという形で終えられてよかった。たくさんの方から応援していただいて、申し訳ない気持ちもある。自分ができることはできたので。なんかよく分からないけど、この気持ちを大切にしたい」
--来季の曲は
「これっと自分で思ったのでSPの曲は決めてフリーはこれから決めたい」