16日に心不全のため84歳で死去した文化勲章受章者で作曲家、船村徹(本名・福田博郎=ふくだ・ひろお)さんの通夜が22日、東京・文京区の護国寺桂昌殿でしめやかに営まれた。
船村さんが作曲した1983年の「女の港」を歌う歌手、大月みやこ(70)は「『歌い続けていけ』と先生から言われなければ、今の大月みやこはなかった。出会いをたくさん頂いた。残念で残念としか言えない」と大粒の涙を流した。
この日は大阪・新歌舞伎座で行われた公演「美空ひばり劇場」に出演後に参列。「大阪のステージで(船村さんが作曲した)美空ひばりさんの名曲『みだれ髪』を歌わせていただいた。残念ですが、後輩のみんなが絶対に船村ワールドをつないでいく決心をしてお祈りしました」と偲んだ。
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