女優、清水富美加(22)の宗教団体「幸福の科学」への出家と電撃引退発表から一夜明けた13日、テレビやイベント、CM、映画などの関係者は対応に追われた。
清水は3月7日に東京国際フォーラムで行われるスペースシャワーミュージックアワードでMCを務める予定だったが、出演しないことが公式サイトで正式発表された。
体調不良を理由に11日の生放送を欠席したフジテレビ系「にじいろジーン」(土曜前8・30)を制作するカンテレは「所属事務所と次回(18日)以降の出演を協議中」と説明。NHKはEテレ「オトナへノベル」(木曜後7・25)など出演する同局の3番組は3月末までの終了がすでに決まっており、収録済みの番組は予定通り放送する。
CMは、放送中のコスモ石油の契約が3月末で終了するが、広報は「対応を協議中」。花王も契約期間は残るが、広報は「今後については情報収集中」と説明。公開予定の映画3本も協議中だ。
複数の芸能関係者によると、清水のような若手女優の場合、CM契約金は年間で1本約2000万円。解除した場合、2本で違約金は億単位になるという。また、撮影中の映画が1本あり、降板した場合、撮り直しなどの経費も発生し、違約金が十数億円にのぼる可能性もあるという。
「天真爛漫なイメージの清水さんが、今までのイメージをガラッと変えた今回の騒動。出演するCMのスポンサー企業が自社製品のイメージを損なうと考えれば、まず所属事務所に違約金を請求することは十分、考えられます。人気のある彼女の場合、その額は数千万円から億単位になっても不思議ではない。今回の原因は本人なので、事務所はその全額を彼女に請求するでしょう。後は両者の話し合いか裁判となり、どちらがどれくらい払うかということになる。撮影中の映画も彼女が降板して撮り直しとなれば、億単位の違約金が発生する可能性はあります」
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