俳優で歌手、中山優馬(23)が女優、大竹しのぶ(59)の主演ミュージカル「にんじん」(8月1〜27日、東京・新橋演舞場)で大竹の兄役を演じることが25日、分かった。
同作は、真っ赤な髪とそばかすだらけの顔からにんじんと呼ばれる少年とその家族の物語。1979年に当時22歳だった大竹がにんじん役で主演しており、今回同じ主演で38年ぶりに再演される。前回、板野としお(59)、小野田真之が演じたにんじんの兄役を優馬が扮する。
大竹は7月に還暦を迎えるため、8月の上演時には優馬との年齢差が37歳に。実年齢が親子ほど離れた2人が、あべこべ兄弟を熱演する。
優馬は大竹との初共演に「憧れの方なので、共演させて頂けることが今から楽しみ」と心待ちにしており、大竹の兄を演じることには「初めは驚きましたが、今は全く予想のつかない自分と出会えるのではと」と、普通ならありえない設定に期待を膨らませる。
秋元才加(28)、真琴つばさ(52)らも出演する。
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