テニスの全豪オープンは18日、第3日を行い、男子単2回戦で第5シードの錦織圭(27)=日清食品=は世界ランク72位のジェレミー・シャルディー(29)=フランス=にストレート勝ち。フルセットとなった16日の初戦とは違う省エネで3回戦進出を決めた。一問一答は次の通り
--3セットで勝った気分は
「いい試合でした。間違いなく初戦よりよかった。第2セットや第3セットでは良かったり悪かったりしたけれど、集中はできていたと思います。僕にとっていい試合でした」
--分析では、今回の優勝候補3番手とされていますが
「人がいうことは、あまり気にしません。でも、グランドスラムとマスターズ大会で勝ちたいし、次の目標です。将来、いつか(全豪優勝の)タイトルを取りたいと思っています」
--今年、アンディ・マリーとノバク・ジョコビッチの支配を破れると思いますか
「できればいいですね。2人は今も、去年と同じくツアーを支配していますが、そこに割り込みたい。2人に勝ちたい。グランドスラムやマスターズで優勝したいなら、なんとしても2人に勝たなければいけませんから。僕にとって大きな挑戦ですが、それを楽しんでいます」
--あなたは米国で長年トレーニングしていますが、それはアジアに施設が不足しているということですか。アジア出身の選手が、特に男子が、グランドスラムで勝ちたいと思うなら、何が必要ですか。アジアの施設はどれだけ改善が必要ですか
「僕は、米国にいき、IMGアカデミーでトップ選手たちと打ち合えてラッキーでした。彼らがどうプレーするかを、まだ若い頃に知ることができたのは大きなステップでした。アジアに拠点を置いたままトップ10に入るのが不可能と言いたくはありませんが、(ツアー出場のために)長旅をしなければいけません。いい練習相手がいるかどうか、トップ選手と打ち合う機会があるかどうかは僕には分かりません。簡単ではないでしょう。もし僕がコーチで、選手がジュニアやもっと若い子なら、練習をするために、時には欧州や米国にいくように勧めるでしょうね」
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