刀を構えて笑顔を見せるお侍ちゃん。侍JAPANにも負けない活躍を誓った=東京・新宿 お侍ちゃん(35、サンミュージック所属) ★デビュー・2001年
土曜日担当のやんばるです。侍言葉を使うなど、斬新なキャラクター性でブレークを狙うお侍ちゃん。昨年1月に第1子となる長男・紀介君(1)が誕生し、家族を養うべく日々奮闘中だ。
--昨年1月、本紙に父子ツーショットを公開してくださった
「ちょうど今日(取材日)が子供の誕生日なので、ご縁があるなと思いまして。またサンスポから取材があると聞き、子供のその後について取材されるのかと思いましたよ(笑)」
--お子さんの名前は
「紀介(きすけ)と名付けました。字画とかを見たのでござるけれど、いくつか候補の中から選びました」
--お侍ちゃんのモノマネをすることもある
「最近はちょっとずつですけど、私が家でちょんまげを結っているときに近づいてこなくなってきました(笑)」
--ござるとか言葉をマネすることは
「まだほとんど話せないので、最初に『ござる』を覚えさせたいでござる」
--2人目の報告をお待ちしていますね
「ぜひ!」
--芸人を目指したきっかけは
「寺子屋(上智大)のときの同級生から誘われたのが始まりです。お笑いに興味があったわけではなかったけれど、注目を浴びるようなことをするのは好きでした」
--芸歴は16年目。昨年は15周年でした
「周年を祝うほど爪痕は残せていませんが…。誘われた側なので、こんなに長くやるとは思っていなかったです。流されるまま生きてきて、今も流されている際中でござるね」
--芸人を辞めようと思ったことは
「誘ってきたやつがすぐに辞めてしまい、そのときはライブにも出られていなくて、『まだ芸人やってないな』と。もうちょっと続けてみようと思いました」
--侍の格好をやり始めたのは
「デビュー当時は西洋にかぶれていましたからね(笑)。芸人仲間(タイムマシーン3号の山本浩司)と共同生活していたときがあって、そのときのノリですかね。自然と? 時代と逆行したんですね。僕は理系ですから、武士道なんて全く知らなかったから」
--このスタイルを確立してからは、徐々にメディアへの露出も増えてきた
「というよりも、(2013年に)サンミュージックへ移籍してからですね。その前までは(音楽が中心の)アップフロントに所属していたので、変わったのは環境ですね。今の事務所の方がお笑いの城が大きいですしね」