自主トレでジョギングをする浜地。入寮の際は甘酒を先輩らに振る舞うつもりだ 阪神のドラフト4位・浜地真澄投手(18)=福岡大大濠高=が5日、福岡市内の同高野球部グラウンドでの自主トレを公開。実家が老舗「浜地酒造」で、高2年時から甘酒を体調管理にいかしてきた大器は虎風荘入寮に際して運び入れる予定の約100本の甘酒を、先輩らにも要望に応じてお裾分けする。
引っ越しのあいさつは心配ない。浜地はキャッチボールなど約5時間の自主トレを終えると、実家の自慢の甘酒を先輩に振る舞うプランを明かした。
「何ケースか持っていくので、飲んでいただけるなら。味は甘いですが、米と水とお酒だけで作られていて砂糖を使っていないところもいいところです」
近日中の入寮に際して、2回に分けて合計約100本の甘酒を持ち込む予定。高2年時から飲み始め「それまでは季節が変わると風邪をひいたりしました。飲み始めてからは朝もスッキリ、風邪もひきません」と効果は実証済みだ。
すでに先輩らは各自でプロテインやサプリメントを摂取しているが、流行すれば「結果的に(実家の)宣伝にもなればいいですね」と営業面の貢献も視野に入れている。
もちろんグラウンドで結果を出すために下半身中心に鍛え上げており「これからは社会人。駄目ならクビになる。気を引き締めたい」と力を込める。おみくじは大吉をひいた。頼れる相棒を携え、新たな世界に挑む。 (新里公章)
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