「神ってる」男・鈴木が、大幅昇給に顔をくしゃくしゃにした。
「思った以上に評価をしてもらいました。入団時の契約金は6000万円だった。(来年は1年で)こんなに入るんだと思って、うれしかったです」
4400万円アップの6000万円でサインし、球団の高卒5年目の野手では前田智徳の8500万円に次ぐ歴代2位の年俸となった。さらにアップ率は275%で今オフのチーム1位、12球団でも阪神の原口(358%増)に次ぐ2位だ。
今季はすべて自己最高となるリーグ2位の打率・335、29本塁打、95打点。25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、ゴールデングラブ賞&ベストナインに輝いた。6月には2試合連続サヨナラ本塁打を放ち、緒方監督が口にした「神ってる」という言葉が流行語大賞に選ばれるなど大ブレークしたが、そこで満足する様子はない。会見では「(目標は)10割、200本、1000打点」というとんでもない目標を真顔でぶち上げた。
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