第60回早慶ボクシング定期戦は12月3日(土)、慶大の日吉記念館で行われる。
最も長い歴史を有する大学ボクシング定期戦は、1929(昭和4)年に第1回定期戦が開催され、中断などありながら今年で60回目となる。初期の試合会場は大隈会館や日比谷公会堂で、昭和末期から平成初期にかけては後楽園ホールで開催された。
現在は、早大体育館と慶大日吉記念館において、交互に開催されている。昨年は大熱戦の末、早大が4対3で勝利。第59回までの対戦成績は早大の38勝17敗4分。
両校は関東大学ボクシングリーグに所属。勢いは慶大にある。慶大は今季の関東大学リーグ戦2部リーグにおいて、6校中4位で2部リーグ残留。対する早大は昨年2部リーグから3部リーグに転落、今季の3部トーナメントでも、8校中2位と2部リーグに昇格できずに低迷。全日本チャンピオンも2007年の大久保賢児以降、輩出できていない。
早大は今年最後の試合となる早慶戦で勝利し、来季への勢いをつけたい。対する慶大は、2部リーグで強豪校に揉まれた実力の差を早大に見せつけたい。
【第60回早慶ボクシング定期戦】
・会場:慶大日吉記念館
・開会式:午後13時30分
・入場無料
・慶大ボクシング部ホームページ
・早大ボクシング部ホームページ