松前ひろ子(左)と合わせて32曲を熱唱した三山ひろし 演歌歌手、三山ひろし(36)が22日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で、師匠で義母の歌手、松前ひろ子(66)と恒例のディナーショーを開いた。
10万枚を突破してヒット中の新曲「四万十川」を歌う際には、「ふるさと高知のこの歌で、年末の紅白目指し頑張って参ります!」と力強く宣言。清涼感あふれるビタミンボイスで熱唱したほか、デュエット曲など2人合わせて32曲を披露し700人の観客を酔わせた。
4年前に結婚した松前の次女との間に長女と長男を持つ三山は、「25歳のとき夜行バスでふるさとを出て、こうして歌手になれるとは思わなかった」としみじみ。そんな三山を頼もしそうに見つめながら、松前も負けじと来年1月25日発売の新曲「月の帯」を初披露し、喝采を浴びた。「帯が泣くのです…」という歌詞で激しく燃える女心を表現、新たな松前節として注目されそうだ。
また、この日は毎年ステージに登場する松前の夫で三山の義父でもある作曲家、中村典正氏(81)は体調不良のため欠席。関係者は「大事をとって自宅で休んでいます」と話していた。