演歌歌手、多岐川舞子(46)が19日、東京・江東区のホテルイースト21東京で通算13回目となる毎年恒例のバースデーディナーショーを行った。
開演前に取材に応じた多岐川は今月24日に迎える誕生日について「毎年11月は皆さんに応援とお祝いをしていただき幸せです」と笑顔で感謝し、「昭和62年に母が46歳と半年で亡くなった。その母の年を今年超えたので思いを込めて歌いたい」と熱唱を誓った。
ステージでは新曲「みそか酒」のほか、「ブルーライトヨコハマ」「ロマンス」などのカバー曲、さらにドレスでのアルトサックス演奏や着物でのピアノ演奏など全19曲を披露し約250人のファンを魅了した。
多岐川はサックスやピアノの他にフルート、エレキギター、津軽三味線もマスター。「難しいけど次はバイオリンもやってみたい」とチャレンジ精神を見せた。
また、来年の抱負を聞くと「再来年迎えるデビュー30周年の1年前ですから大事な年になる。新鮮な気持ちを忘れないで、楽しい心あふれるステージができる歌手として来年も頑張っていきたい」と気合を入れた。