台湾ウインターリーグでの飛躍を誓った横山。岩貞のルートをたどって来季ブレークだ 阪神安芸秋季キャンプ(16日、安芸タイガース球場)阪神・横山雄哉投手(22)が26日から台湾で開催されるウインターリーグでの飛躍を誓った。香田勲男投手コーチ(51)からはMVP獲得指令が出た。
「いい成績を出せるように。みんなが実戦をしていないときに実戦ができるので、しっかり投げたい」
秋季キャンプ打ち上げ後、すぐさま次の目標に視線を向けた。昨年、同リーグに出場した岩貞は、5試合で2勝0敗、防御率0・53をマーク。27三振を奪い、投手MVPに輝いた。異国の地で大きく羽ばたくと、今季は開幕ローテ入りを果たし、10勝(9敗)を挙げるまで成長した。香田コーチは「海外で賞を獲ると自信にもなるし、そこを目指してほしい。岩貞みたいなのが出てくると助かる」と要望した。
横山も「(MVPに)選ばれたらいいですね。(防御率0・53は)すごい数字ですけど、それに近づけるように」と気合。同リーグには石崎、青柳、坂本、横田も参加する。成長の糧としてみせる。(西垣戸理大)
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