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阪神、秋季C最後の最後で紅白ミス合戦…金本監督「そっから点入る」

ミス続出となった紅白戦後、金本監督(中央奥)を中心にミーティングが行われた(撮影・森本幸一)

 阪神安芸秋季キャンプ紅白戦(15日、白組16-2紅組、安芸タイガース球場)秋季キャンプ最後の紅白戦で守りのミスが続出し、阪神・金本知憲監督(48)が苦言を呈した。野選、失策ともに2つずつ。バッテリーミスもあった。今季はリーグワーストの97失策。来季へ向けて、守りの強化を図る中、改めて課題が浮き彫りとなった。


 野球脳を鍛える実戦で、ミスが続出した。当然、見過ごすことなどできない。金本監督は「状況判断ミスね」とナインに苦言を呈した。

 「そっから(ミスから)バーって点が入ることは、やっぱり分かってほしい」

 四回無死二塁で、白組の石崎が投前へのバントを三塁送球もセーフ。犠打野選とすると、直後の投ゴロで間に合いそうな本塁ではなく、二塁へ。しかも悪送球となり、1点を失った。五回一死二塁では、途中から遊撃に就いた紅組の板山が三塁へ悪送球。適時失策で、5失点を招いた。

 点差を数字上、白組の2点リードと設定した最終の六回無死一、三塁では、紅組はなぜか? 併殺狙いのシフト。しかも二ゴロを捕球した荒木がベンチからの「ホーム」の声に反応して、バックホーム。三塁側へそれ、また野選となった。

 紅白戦直後のミーティングでは、首脳陣からも厳しい声が飛んだ。


 「(この後のリレーで)ワイワイするのもいいけど、このチームで笑っていられるのは、福留くらい」

 中村外野守備走塁コーチはゲキを飛ばすと「普段から意識してやってくれ!」と注文。久慈内野守備走塁コーチも「荒木に(併殺狙いの守備隊形の)意図を聞いたら『1点やってOKだと』いうから『それはないよ』と。あの1点でゲームセットになる可能性がある」とダメ出しした。

 今季はリーグワーストの97失策。バッテリーを含めた守備力向上は秋の重要テーマだった。キャンプで計4度行った紅白戦は、いずれも点差や走者状況を設定し、サインもすべて選手に任せた。いかに1点を奪い、守るか。個人個人で考えさせることが目的だったが…。「頭にきたりとか、そんなんじゃない」と怒りは抑えた指揮官だが、改善は簡単ではないことが、最後の試合でもはっきりと露呈した。(高瀬悟嗣)

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