阪神安芸秋季キャンプ(11日、安芸タイガース球場)阪神・原口文仁捕手(24)が、秋季キャンプ唯一の対外試合に予定されている13日の韓国・LGツインズ戦(安芸)で「4番・一塁」に入ることが11日、分かった。糸井との交渉で金本監督が不在で練習を預かった高代延博ヘッドコーチ(62)が「しっかりとしたものがある。計算できる」と期待をかけた。
飛躍の1年を気持ちよく締めくくる。4番起用を告げられた原口は、ピンッと背筋を伸ばした。
「勝てるように、がんばります。結果を出せるようにしたいです」
シーズンでも福留の休養日に5度「4番」に座ったが、金本監督がタクトを振る今季最後の対外試合の主砲も託された。育成枠から4月に支配下登録され打率・299、福留に並びチーム2位タイの11本塁打、46打点をマーク。高代コーチも「(1軍)1年目とはいえども、しっかりしたものがある。計算できるところ」と語る。
リハビリを続けてきた右肩の状態も改善し、試合途中からマスクをかぶる可能性もある。鍛錬の秋に、攻守で結果を残したい。 (長友孝輔)
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