超変革2シーズン目となる2017年へ、福原が大きな岐路に立たされた。ナゴヤドームに姿を見せた四藤球団社長は、今年12月で40歳となるベテランセットアッパーの去就について、慎重に話し合いを行っていくことを明かした。
「球団内で(来季の)方向性についてはその都度やっている。いろんな話をしているが何も決定している状況じゃない。(まずは)福原本人の意思ありきなので。現役続行? 選手として(の気持ち)はそうでしょう。そういう話も出てくるのかもしれませんが。来季構想との兼ね合いなので」
今季、生え抜き投手としては球団史上最長の18年目を迎え、投手キャプテンにも任命された福原だが、開幕から調子が上がらず、8試合で防御率5・40。4月に1軍登録を抹消された。再調整での復調を期待されたウエスタンでも、33試合登板で同6・59。1軍の戦力にならないまま、8月を終えようとしている。
そんな中、この日は一部報道で「戦力外」と報じられ、同社長は「先走った報道で困惑している」と顔をしかめた。
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