高橋昂は準々決勝でも五回まで完全投球を続けた (撮影・小倉元司) 第98回全国高校野球選手権埼玉大会準々決勝(24日、花咲徳栄9-0熊谷商=八回コールド、県営大宮)埼玉準々決勝では、今秋のドラフト候補の最速150キロ左腕、花咲徳栄・高橋昂也(こうや)投手(3年)が圧巻の投球。6回を投げ、11三振を奪うなど熊谷商を無安打に抑え、チームは9-0で八回コールド勝ちした。
「(岩井)監督から三振でなく、打たせていけといわれ、低めを狙っていった結果です」
六回、先頭に四球を与えるまで1人も走者を許さない。前日23日の滑川総合戦では14三振を奪い、完全試合(六回コールドのため参考記録)を達成。2日連続の無安打ピッチングだ。
プロ4球団のスカウトが視察。スカウトのスピードガンの最速は146キロだった。3季連続の甲子園出場とナンバーワン左腕の座を目指している。昨秋の関東大会で惜敗した木更津総合・早川のセンバツの投球、さらに東海大市原望洋の島に投げ勝ったことが、負けじ魂を揺さぶっている。
視察した楽天・長島スカウト部長は「社会人、大学を含めて、注目のパワー左腕ですよ」。プロの評価も急上昇している。 (赤堀宏幸)