(セ・リーグ、広島0-6巨人、13回戦、巨人7勝6敗、13日、マツダ)無念の表情でマウンドを降りた。日米通算200勝にあと1勝としている広島・黒田博樹投手(41)は七回途中KO。今季ワーストとなる10安打、同ワーストタイの6失点を喫し、2試合連続の足踏みだ。
「あのホームランが痛かった。完璧に打たれた。打ち方を見ると、そっちに頭があったのかなと思った」
六回、村田に145キロのツーシームを左翼席に運ばれたシーンを悔やんだ。「相手の投手(田口)も状態がよかったので、2点に抑えていればという展開だった」。最速は147キロを記録し、七回に続投を志願するほど、コンディションは悪くなかった。緒方監督は「粘り強く投げていたが、2点で抑えてほしかった」と悔やんだ。
打線も金縛りにあった。前日12日の巨人戦(マツダ)で2本塁打を含む5打数4安打5打点と大暴れした新井は0-1の二回無死一塁で右前打を放ち好機を作るも二盗を失敗。「援護できなくて悔しい」。5月31日のロッテ戦(QVCマリン)以来、33試合ぶりの零封負けとなった。
「終わってしまったらどうすることもできない。できることをして、しっかりとした状態でマウンドに上がりたい」
黒田は後半戦を見据えた。2位・巨人とは10ゲーム差をつけ、安定飛行で前半戦を折り返した事実は変わらない。次回は23日の阪神戦(マツダ)が濃厚。昨季は阪神戦で6戦4勝無敗。得意の虎狩りで大台に到達し、Vへ加速する。 (玉木充)