気温33度。灼熱のグラウンドで連敗ストップ弾を放ち、流れを引き寄せた。緒方が0-0の三回無死一塁、オリックスのD5位・吉田凌投手(東海大相模高)の甘く入ってきたスライダーを捉えると、打球はぐんぐん伸びて右翼に着弾。攻撃の口火を切る先制2ランをたたき込んだ。
「先制点になったので、よかったですね。結果はもっとほしいと思いますが、ちょっとは試合に貢献できたと思います」
汗びっしょりで白い歯を輝かせた。四回にも左犠飛を決め、この日3打点。掛布2軍監督は「非常にいい状態だよ。肩がレベル(水平)に振れている」と目を細めた。
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