勝利を収め、ファンに手を振る広島・野村=三次きんさいスタジアム(撮影・鳥越瑞絵) (セ・リーグ、広島3-2ヤクルト、12回戦、広島8勝4敗、28日、三次)広島は、野村祐輔投手(27)が7回4安打2失点の好投。自身5連勝でリーグ単独トップの9勝目(2敗)を挙げた。チームは1994年9月2日のヤクルト戦(広島)以来、22年ぶりの10連勝を飾った。
野村は二回、雄平に先制のソロを浴びたが、1-1で迎えた四回無死一、二塁のピンチでは山田を右飛、雄平を遊ゴロ併殺打に抑え、粘りの投球を見せチームの逆転につなげた。
その後、六回に大引にソロ本塁打を打たれ3-2とされたが、七回を3人で終わらせ、この回限りでマウンドを降りた。八回はジャクソン、九回は中崎が無失点リレーを見せ、22年ぶりの10連勝を飾った。
「外野フライでもいい場面だったので楽な気持ちでいけた」
「十分でしょう。ナイスピッチング。先制されたけど、その後のピンチで粘って抑えてくれた。だからその後の好機でいい攻撃ができた」
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