もちろん練習はしているはず。では中身は? 指揮官は「やっているとは思うけど全部が全部俺は見れない。本当にどこまで真剣にやっているのかというね。自分を追い込んで想定しながら。九回無死一、二塁を想定するとか。単に技術的なことをあれ(繰り返す)なのか」と語気を強めた。
「それにしてもボールからボールを振ったら、話にならんね。これはもう…注意力というかなんというか…」
最後は、3三振のゴメスを筆頭に、ここという場面で空振りを繰り返した11三振に嘆き節。2桁安打しようが点にならなければ意味がない。8日には坂井オーナーも直接視察に訪れるが、こんな内容では…。
細かい野球、ここ一番での集中力-。金本監督がもっとも大事にしていることが、できない現実。練習しかない。実を入れた練習を繰り返すしか、道はない。(堀啓介)
「決めないといけなかったです。僕みたいな選手は、ああいう場面で仕事をしないとダメな選手なんで…」
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