キリンカップ準決勝(日本7-2ブルガリア、3日、豊田)日本は大会初戦となるブルガリアと対戦し、7得点の大勝を飾った。前半にMF香川真司(27)=ドルトムント=の2得点などで4点を入れると、後半に入ってもDF吉田麻也(27)=サウサンプトン=のゴールなどで3点を入れた。日本は次戦、7日にボスニアヘルツェゴビナと吹田スタジアムで大会優勝をかけて対戦する。
過去5回対戦して1分4敗と一度も勝利していないブルガリアとの一戦で日本はいきなり主導権を握った。前半4分、中盤でのパス交換から、MF柏木がフリーになると、相手のペナルティーエリア右から走りこんだ岡崎に浮き球のパス。DFラインを抜けだした岡崎が、フリーになって頭で合わせゴールに流し込んだ。
日本は6分にもペナルティーエリア中央でこぼれ球に反応したMF清武がスルーパスを出すと、再びこれに反応した岡崎がダイレクトでシュートを打ち、ゴール。岡崎の得点が決まったかに思われたが、これはオフサイドの判定だった。
27分にはサイドチェンジを左サイドで受けたDF長友が、そのまま中央へクロス。ゴール前でDF2人の間に入り込んだMF香川が頭で押し込んで追加点を奪った。
35分にも右サイド深くでボールをつなぎ、FW小林が中央で待ち構えた香川につなぐ。反転しDFをかわした香川が最後はフリーでシュートを決め、3点目を入れた。38分にも右CKから手前の長谷部が受けると、そのままアーリークロス。これにファーポストにいたDF森重が中央へ頭で折り返すと、DF吉田が頭で押し込んで4点目を入れた。
リードを奪った日本だったが、香川が相手選手との接触で太もも付近を痛め、44分でベンチに下がった。
4点リードで迎えた後半にも日本の勢いは止まらず。8分に右CKからの流れでボールを受けたFW金崎が右サイドへスルーパス。これに反応したFW清武がダイレクトで中央へ送ると、吉田がこれに合わせ5点目を入れた。12分にも右サイドを突破した酒井宏がクロスを入れると、逆サイドから走りこんできたFW宇佐美がペナルティーエリア左隅で受け、右足で鮮やかに流し込んだ。
14分、37分に失点喫するも、終了間際に途中出場のFW浅野が獲得したPKを自ら決め、代表初ゴール。7-2の大勝で日本が7日の決勝へ駒を進めた。
「代表監督になって以降、この試合が最悪の試合だった。個人でもチームでもミスがあり、大量失点をしてしまった」