8回、本塁打を放ったヤクルト・山田=神宮球場(撮影・塩浦孝明) (セ・リーグ、ヤクルト6-3DeNA、9回戦、ヤクルト5勝4敗、20日、神宮)ヤクルトは同点の八回、山田哲人内野手(23)がこの日、2本目となるリーグトップ14号ソロを放ち試合を決めた。
山田が鮮やかな一発で試合を決めた。同点で迎えた八回、先頭で打席に立つと、DeNAの先発、井納の失投を完ぺきにとらえた。甘く入った変化球をフルスイングすると、打球は左翼席へ消えるソロ。四回の第2打席に続く14号で、本塁打数リーグトップに立った。
お立ち台に上がった山田は「そんなに当たりは良くなかったが、ファンの声援でボールが伸びた。ありがとうございました」と、ファンの声援に感謝。これで本塁打数でリーグトップに立ったが、「まだまだ試合数も残っている。勘違いしないように、しっかり頑張っていきたい」と、謙虚に話し5位からの巻き返しを誓った。
「前日のサヨナラ負けの嫌な雰囲気が、きょうの勝ちで変わると思う」
「(三者凡退の)六、七回は絶対に流れを引き戻さなきゃと思って投げた」
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