(セ・リーグ、阪神-ヤクルト、4回戦、19日、甲子園)阪神は1点を追う三回、マウロ・ゴメス内野手(31)の中犠飛で追いついた。ゴメスは、この日「2番・中堅」で今季初スタメンの大和外野手(28)に「ナイスランニングのおかげ」と絶賛した。
一回に先制も三回に勝ち越しを許した阪神はその裏、先頭の大和が相手先発・成瀬の高め直球をとらえ右翼線へ二塁打を放つと、続く江越の中飛の間に三進。一死三塁からゴメスが6球目、スライダーを中犠飛で同点とした。
ゴメスは「最低限だったけど、ランナーをかえすバッティングができてよかったよ」と満足気に言うと、「その得点の過程として、大和が江越の外野フライで三塁に進んでくれたのが大きかったね。打点が付いたのは大和のナイスランニングのおかげだよ」とこの日先発出場した大和の走りをたたえた。