「ミヤネ屋」での引退宣言とも取れる発言には、「テレビというものは、私も30年お世話になりましたけど、自分が出たいから出るものではなく、テレビ局からのオファーがあったり、視聴者さんからの熱烈なオファーがないと出られないと思う」と持論を展開。4年半にわたって務めてきたTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・0)の火曜レギュラーを3月29日の放送をもって緊急降板となったことにふれ、「2週間前に降りてくださいとなった時に、ちょっと晴天の霹靂(へきれき)ではあった。自分が思っていたよりもずいぶん早く降りてくださいになっちゃって」と驚きの出来事だったことを告白。
「もともと思っていたのは、その番組が自分にとても向いていると、自分は勝手にそう思っていたわけなんですよ」と話し、降板には「あら!? とは思ったんですが、必要ないといわれたら、私たちは『ちょっと待ってくださいよ』っていうことは一言も言えない立場」と、今回のテレビ引退発言の引き金になったようだ。
岡本は「(芸能生活)30年という節目の年と、まさかの50歳という節目の年と。いろんなものがたまたま偶然重なってるんですよね。タイミングとしてもキリがいいし」というと、引退を改めて示唆。「テレビの世界にあまり魅力を感じていないんですよ」と明かし、「(私の)発言がハードなものですから、その都度(番組スタッフが)尻拭いしていたらしく。そういうこと聞くと、私も正直者すぎちゃってね。今の世の中に合っていないというか」と理由を説明した。
今後の生活について不安の有無を問われると、「この体ひとつで19歳からきょうまで生涯獲得ギャランティー(テレビ番組などの契約出演料)、おそらく50億を超えていると思うんですよ。なのでその50億で買った品物とか家に全部ありますから、最悪そういうものも売ってもいいかな」とコメント。「もしかすると肉声が届くのが『ノンストップ!』が最後になる可能性がゼロではない。非常に貴重な映像だと思っていただきたい。生前最後の肉声をお届けしました」と締めくくった。
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