スタンドのファンに挨拶する際に笑顔かこぼれる阪神・金本監督=甲子園球場(撮影・山田喜貴) (セ・リーグ、阪神5-2DeNA、5回戦、阪神4勝1敗、14日、甲子園)阪神は同点の六回に高山、鳥谷の連打で一死一、三塁とすると、江越、横田の連続適時打で勝ち越し。八回はゴメスの2ランで突き放した。投げては先発のメッセンジャーが8回1失点と好投し、快勝した。
阪神・金本知憲監督(48)は試合後、勝ち越し打の江越について「(打った場面は)追い込まれてたんですけど、工夫が見てとれた。結果につながったバッティング」。続いて適時打を打った横田には「(相手投手が)左だったんで迷ったんですが、あえて行かせた。よくぞ打ってくれた」と、若虎2人の活躍に笑顔だった。
また、途中交代した4番・福留については「頼りになるバッターだったんでね。動揺はしました」と率直なコメントも。だがゴメスの本塁打で追加点を取れたことに「助かりました。あれで勝利を確信できた」と振り返った。これで連勝となり、「カードの勝ち越しは常に目標。貯金2つできたのは本当に大きい」と締めくくった。
「(相手先発メンバー8人が左打者で)変な感じはしたが、特に変えることはなかった」
「真っすぐで押されていたので、バットを少し短めに持った」
「チャンスで回ってきたので、結果を出すことだけ考えて打席に入った」
「泳がされたが、何とか体を残して腕を伸ばした」