すでに汗ばむほどの日差しとなった午前9時。松山は練習ラウンドを第1組で1番から出た。25歳の友人、ダニー・リー(ニュージーランド)らと18ホールを回った。
「いい形で調整できていると思う」
グリーン周りを中心に確認したラウンド後は大会公式サイトのインタビューに応じ、調整は順調だと明かした。「グリーンがとても速く仕上がっている」と、オーガスタ特有の超高速グリーンの感触も口にしたが、特別驚く様子はない。3年連続5度目の出場。昨年は5位と実績を残した。
「いろんなコンディションがある中で経験が生きると思う。これまで30ラウンドくらい(プレーした)」。松山は過去4年の本番だけで14ラウンドを消化。今年も事前に計18ホールを回るなど、練習ラウンドを含めてオーガスタを約30ラウンド回っている。経験値の高まりは大きな強み。自身が感じていると同時に、周囲も高く評価する。
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