韓国人歌手、パク・ジュニョン(34)が11日、東京・赤坂ブリッツでコンサートを行った。
来年迎えるデビュー5周年を前にした集大成ライブで、自身としては過去最大規模でのワンマンライブとなった。開演前に取材に応じ「大きな会場でフルバンドで歌えてうれしい」とニッコリ。翌12日が誕生日とあって、スタッフが「12(ジュニ)」「4(ヨン)」の数字型ロウソクでデコレートされたバースデーケーキを贈って祝福。パクは「自分の誕生日もうれしいですが、ファンの皆さんにお会いすることの方が幸せです」と謙虚な姿勢を見せた。
一方、東日本大震災から5年を迎え、「当時は日本に来たばかりで(東京)恵比寿の大戸屋でご飯を食べていたら、ものすごい揺れを感じた。初めて地震を経験しました」と振り返り、スタッフから韓国への帰国を促されたにもかかわらず、「日本に残って自分に何ができるか考え、ファンの方々と一緒に募金活動を行い30数万円が集まりました」と行動力を発揮した。パクは「被災地が1日も早く復興できるようお祈りします」と語った。
ステージではデビュー曲「愛・ケセラセラ」や新曲「河口湖」など全22曲をパワフルに熱唱、約600人のファンを魅了した。