大阪・此花出身の演歌歌手、徳永ゆうき(21)が8日、大阪市浪速区のサンケイスポーツ編集局でミニライブを行った。
映画「家族はつらいよ」(山田洋次監督、12日公開)に調子のいいうなぎ店の店員役で出演。劇中で「男はつらいよ」を口ずさむことから、寅さんの扮装で同曲を歌い上げた。「山田監督が『男はつらいよ』以来20年ぶりに撮った喜劇。もしシリーズ化されたら調子のいい駅員さんをやってみたい」。
駅員役を熱望するだけあって趣味は鉄道撮影。阪神電車の車掌アナウンスものまねが得意で、好きな球団も阪神だ。
「山手線に新車がデビューした翌年度には必ず阪神が優勝するんです」
実際、2005年をのぞき、山手線に新型車両がデビューした翌年度の1962年、64年、85年、03年に阪神は優勝。「今年も金本新監督で優勝までいってほしい」と願いを込め、「六甲おろし」も熱唱した。