変顔をみせるメッセンジャー。開幕で対戦する中日打線を挑発!? 阪神のランディ・メッセンジャー投手(34)が7日、甲子園で指名練習に参加。前日6日に金本知憲監督(47)が3月25日の開幕中日戦(京セラD)での先発を明言したことを受け、気合を入れ直した。3年ぶりとなる自身開幕白星を目指す。
やっと話せる。開幕投手を務めるメッセンジャーが煮えたぎる思いを語った。
「感謝したいし、誇りに思っている。オフシーズンからそれ(開幕)を目標にやってきた。任命されて、うれしいです」
2年連続3度目の大役を伝えられたのは2月29日のキャンプ最終日。金本監督から「沖縄の間も必死にやってくれて本当にありがとう。頼りにしている。頑張ってくれ」といわれて武者震いした。「昨年と今年ではオフの練習量も違う。今年は違うというのを示したかった」。6キロ落とした113キロのボディーラインがより鮮明になった。
「(昨季の開幕は)チームは勝ったけど自分に勝ちはつかなかった。自分の仕事はしたと思うんだけどね。自分に勝ちをつけたいのは正直ある。ごほうびとして。チームが勝つという中で、自分にも勝ちがつけばいいと思っているよ」
昨年3月27日の中日戦(京セラD)は、6回3失点で勝ち負けつかず。中4、5日でも喜んで投げるタフネス右腕に野球の神様も微笑んでくれるはず。満足の開幕としてみせる。
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