阪神春季キャンプ(27日、沖縄・宜野座)期待の男がまたも魅せた。「7番・右翼」で先発出場した横田が韓国代表左腕撃ち。キャンプ最後の対外試合に詰めかけた宜野座の虎党を大いに喜ばせた。
「打たないよりはいいと思います」
見せ場は二回二死。2009、13年WBC韓国代表だったサムスンの先発・張●(=さんずいに亘)三との対戦だ。トルネード気味の左腕に追い込まれたが、4球目の外角球を流し打ち。打球は三遊間を抜け、左前へ転がった。
これで対外試合全5試合連続安打をマーク。その後は遊ゴロ、空振り三振だったものの、打率・526(19打数10安打)と依然として驚異的な数字だ。
「あした(28日)の紅白戦(宜野座)でも打つことだけを考えます」
金本監督が熱視線を送るプロ3年目の若虎。外野のレギュラー争いに勝ち抜くために、打ち続ける覚悟だ。 (柏村翔)
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