巨人時代の清原容疑者に密着取材したときの様子を話した乙武洋匡氏 著書「五体不満足」で知られる作家の乙武洋匡氏(39)が14日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)にゲスト出演し、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)から「自分の体のことを考えて、『わー』って考えたりすることないの」と尋ねられていたことがあることを明かした。
スポーツライターとしても活躍していた乙武氏は、巨人時代の清原容疑者に密着取材も経験。当時、頻繁に負傷していたこともあり、2軍にいた期間も長かった清原容疑者は、ウエイトトレーニング室にこもって練習することが多かったという。
報道陣も入れずに開かずの扉と呼ばれていたウエイトトレーニング室だったが、ある日、乙武氏だけ呼ばれて入れたという。何日かが経過した後、清原容疑者から「自分の体のことを考えて、『わー』って考えたりすることないの」と不自由さからいら立ったりしないのかを問われたといい、「どうやら清原さんは恵まれた肉体で、これまで野球ですばらしい実績を残してきて、それがだんだんけががちになって思うような成績が残せない。試合にも出られないっていうことで、彼のいう『わー』っていう状態になってしまっていたみたい」と推測。「私から克服するヒントが得られたらっていう思いで招き入れてくださったんだなと思った」と当時を振り返った。