岩手国体応援イベントに出席したレッドソックス・上原(最奥左から2人目)=台場(撮影・塩浦孝明) 米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手(40)が16日、東京・江東区のMEGA WEBで「2016希望郷いわて国体・2016希望郷いわて大会」の応援イベントに出席し、杉村太蔵(36)とトークショーを行った。
司会者から「なかなかない組み合わせだと思いますけど、これまで共演したことはあるんですか?」と振られると、太蔵は「2、3年前ですが、私は明確に覚えていたけど、上原さんは忘れていました」と暴露。上原が「『はじめまして』って言いましたからね。話すのは今日が初めてになると思います」と続けると、太蔵は「前はメジャーリーグの話とか聞いたんですけど…。いつも初めてと思われて、ありがたいですね」と前向きに話した。
上原は東日本大震災翌年の2012年から毎年被災地で野球教室を開催。太蔵は1997年のなみはや国体にテニスで出場し、少年男子ダブルスで優勝と、ともに岩手、国体と結びつきがある。
上原は、トークショーのあとは被災地の野球少年らとストラックアウトなどで対戦。遊撃手の野球少年に「投げ方がいいから、投手をやらせてもらいな」とアドバイスする場面もあった。