1位隠し!? 阪神・佐野仙好スカウト部長(64)は仕事始めとなった5日、西宮市内の球団事務所で今秋ドラフトの1位指名選手について「ドラフトの当日に決定しようと思ってます」と話した。
すでに球団として1位の最有力候補にランクしている創価大の156キロ右腕・田中正義投手(3年)について「クジになるだろうね。後から行った方が当たりやすいかもしれない」と注目発言。昨年はドラフト当日、金本監督が主張した高山俊外野手(明大)の1位指名を決め、すでに入札を表明していたヤクルトとの抽選を制した。最近は、意中の選手を公表した球団が当日強行指名した他球団にさらわれるケースが多いこともあり、強奪作戦で二匹目のドジョウを狙う。 (大沢謙一郎)
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