名優、故北村和夫さん(享年80)の長男で俳優、北村有起哉(41)がパパになっていたことが18日、分かった。2013年に結婚した妻で女優、高野志穂(36)が昨年11月に第1子の男児を出産。子供好きの有起哉はイクメンぶりを発揮しており、サンケイスポーツの取材に「自然とタフになった気がします」と父の顔を披露。公私ともに充実し、役者としてさらに円熟味を増している。
父譲りの演技力で幅広い役をこなし、映画、ドラマ、舞台で独特の存在感を放つ有起哉が、ひそかに父親になっていた。
2002年のNHK連続テレビ小説「さくら」のヒロインで知られる高野との間に、昨年11月、待望の男児が誕生。出産に立ち会った有起哉は、自らのDNAを受け継いだ生命の誕生に感動したという。それから1年、関係者によると、子供好きなこともあって積極的におむつ替えを手伝うなどすっかりイクメンだ。
サンケイスポーツの取材にコメントした有起哉は、心境の変化について「余裕ができてきたかも」と笑顔。一家の大黒柱となり「自然とタフになった気がします。体力面も気力面も。なんかまた新しいエンジンを積んだような」と子供の存在が励みになっており、「我が子の存在の大きさに驚く日々です」と感慨深げに語った。
子育てが落ち着き次第、女優復帰に意欲を見せる高野だが、現在はママ業に大忙し。育児に協力する有起哉は「こんなに子供を育てることって大変なんだと痛感してます。僕もできるだけのことを手伝ってるつもりですが、妻の奮闘ぶりにはとにかく感謝しています」と充実している。
長男も俳優にして親子3代役者を目指す?と聞くと「僕も父親には誘われませんでしたから、僕から息子へ勧めることはないと思います」と本人の意思を尊重する様子。2人目もほしい?との質問には「はい」と幸せそうに答えた。
父となり、演技でも魅力が増す有起哉は、28日放送のTBS系「赤めだか」(後9・0)、来年1月2日放送のテレビ東京系新春時代劇「信長燃ゆ」(後9・0)で秀吉を演じ、、同14日スタートのNHK「ちかえもん」(木曜後8・0)に出演するなど年末年始も大活躍。その熱演に注目だ。
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