18日にデビューした10人組ユニット「美商事(びしょうじ)」が23日、東京・渋谷でデビュー曲「わたしがメガネを外すとき」の発売イベントを行った。()
駆けつけた約300人のファンを前に、デビュー曲など2曲を披露。モデル、女優、声優、レースクイーンなど、それぞれに多彩な背景を持つメンバーは、全員が31~38歳のアラサー。「美商事」という一風変わった名前は、「三十路(みそじ)」が→「みしょ~じ」→「びしょ~じ」となまったのが由来だそうで、「中小企業系アイドル」の設定でOLの制服がトレードマーク。ステージ上のメンバーたちはタイトスカートから自慢の美脚をつきだした。
ユニット内で「専務」の肩書を持つリーダー役が、最年長の里薗怜(さとぞの・れん、38)。「昔はレースクイーンでしたけど、8月までは一般企業でOLをしていました」と制服姿も筋金入り。「結構大きい会社でしたが、ダブルワーク(掛け持ち)ができないというので『美商事』に賭けるため退職しました。40歳になるまでに武道館でライブをしたい」と、メガネを外して強い瞳をのぞかせた。
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