有村は北海道の田舎町のクリーニング店で働く音(おと)、高良は福島から上京して運送会社で働く練(れん)役で、2人が北海道で出会い、東京へ向かうところから始まる。有村は兵庫・伊丹市、高良は熊本市出身で、ともに東京で不器用ながら生きる役どころに共感できる部分があるという。
高校卒業後に上京した高良は「空気が汚いとか最初は東京のせいにばっかりしていた」と振り返り、「自分が立っている場所で一生懸命に生きている音や練の人生を見て、何かを感じていただけたら」とメッセージ。
高校在学中に東京に出てきた有村も「すごく寂しかった」といい、「世の中って理不尽なことばかりですが、それでも前向きに生きている姿は台本を読んでも涙が出そうになります。恋愛する喜びを一緒に感じてもらえたら」と熱演を誓った。
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