ヤクルト・三木肇内野守備走塁コーチ(作戦担当)が、来季からヘッドコーチに昇格することが29日、分かった。卓越した野球理論と熱心な指導で、今季は守備力、機動力を整備してリーグ優勝に貢献。来季は引き続き山田ら内野手の指導を行いつつ、名実ともに真中監督の参謀役となる。
また、今季は戦略担当スコアラーとしてベンチ入りしていた押尾健一氏(44)が、新たに「ベンチコーチ」という立場で作戦担当を務める予定だ。同氏は真中監督からの信頼も厚く、川端、山田、畠山…と続く攻撃的打線を機能させてきた。来季からは本格的に「コーチ」として指導にあたる。2年目を迎える真中監督は左右に腹心を据え、いっそう「真中イズム」を浸透、定着させる。
また球団はこの日、2軍スタッフの人事を発表。宮本賢治ファームディレクター(56)が2軍監督に、現役引退した松元ユウイチ外野手(34)が2軍打撃コーチに、前楽天外野守備走塁コーチの笘篠誠治氏(51)が2軍外野守備走塁コーチに就任する。
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