阪神の2軍監督に就任することが決まっている掛布雅之育成&打撃コーディネーター(60)=DC=が、自ら付ける背番号に「85」を希望していることが24日、分かった。本拠地甲子園球場でのバックスクリーン3連発など奇跡の快進撃で初の「日本一」に輝いた1985年にちなんで「85」を望んだ。
2軍監督就任を受諾してから、球団や掛布DCの元へもファンから「ぜひ、(現役時代の)31番を復活させて」との声が寄せられていたが、「31番はグラウンドで打ちまくって輝く番号だから…」と別の番号を選択。「あの奇跡をもう一度。それを可能にする選手を育ててほしい」とのファンの気持ちを大事にしたい掛布DCは「85はそんな思いが一番つまった番号だから」と話した。
「85」は山口高志1軍投手コーチが(65)が付けていたが、今季限りで退団。現在は空き番になっており、支障はない。掛布DCは26日にも球団に自身の希望を伝えるという。
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