その目に力がこもった。掛布DCが2軍監督へ。長い年月を経て、ミスタータイガースがついに猛虎再建へ本格的に乗り出す。
「きのう、そういう話(監督依頼)がありました。(甲子園に)帰ってからいろいろな話になると思う。(オファーは)正式なものではないけど、そういう打診があった」
宮崎で開催されているフェニックス・リーグに出場する2軍に帯同中。前日20日の夜に電話で南球団社長から2軍監督就任の要請を受けた。受諾の意志を確認されると「そうだね」とキッパリ。11月の秋季キャンプまでには正式な手続きを踏む予定だが、27年ぶりにタテジマのユニホームに袖を通す。
金本新監督からも電話をもらったという。内容は明かさなかったが、フェニックス・リーグに参加している江越ら若手の状況について意見交換を行った。1、2軍と垣根を取っ払い「風通しはよくしよう」と、新指揮官に声を掛けた。
「(金本監督の)言葉1つ1つに強い意志を感じた。普通にしゃべっているんだけど期するものがあるんじゃないかな」
生え抜きの大砲育成は猛虎復活のテーマだ。自身は2013年の10月に野球評論家から現場復帰。独特の語り口から繰り出される卓越した打撃理論で若手の伊藤隼らを1軍に送り込んだ。その熱血指導はファームを活性化させた。