同じ日本、しかも同じ球技で大仕事を成し遂げた外国人監督から刺激を受けないわけがない。会見の冒頭、ハリルホジッチ監督が切り出した。
「ラグビー(日本代表)の監督の話をしないといけない。日本ラグビー界の歴史にかなり大きな結果を残した」
先月19日(日本時間同日深夜)にW杯2度優勝の南アを撃破したラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(55)を称賛した。だが、心の中はメラメラと燃えていた。自身は就任後、約5カ月を経過。ラグビーも強化合宿など5カ月間で調整を重ね、夢を現実にしたとし「われわれが急に世界一になろうと言っているようなもの」と自分たちに置き換え、「(ラグビーは)ものすごいトレーニングで最後に全てが報われた」。準備さえ万全なら自分も大物食いは可能だ! とでも言わんばかりだった。
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