4回、マウンドを降りる阪神・メッセンジャー=東京ドーム(撮影・安部光翁) (セ・リーグ、巨人-阪神、18回戦、18日、東京ドーム)中5日で登板したランディ・メッセンジャー投手(34)は、毎回走者を背負う投球で、マウンドでもイライラが収まらず。今季最短となる四回途中、7安打5四球5失点で降板した。
一回に一死一塁から適時打を浴び先制を許したメッセンジャーは、二回にも先頭打者に安打を許すと、一死から小林に右翼へ二塁打を打たれ二、三塁のピンチ。マイコラスから空振り三振を奪うと、立岡を直球で中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。
しかし三回、一死から3連続四球で満塁とすると、マウンド上でイライラが収まらず。亀井にワンバウンドの球を振らせ空振り三振としたが、続く村田には浮いた直球を左翼線へ走者一掃の3点二塁打を浴びた。四回にも2安打などで一死二、三塁とされると、2連続四球で押し出しで失点。ここでベンチから交代が告げられた。
3回1/3で降板したメッセンジャーは「先発として長いイニングを投げることが出来ず、悔しいです」と短く応えるだけだった。
「神経質になりすぎた」
「低めがよく動いていた。誰にやられても負けたら悔しい」
「(マイコラスは)どの球種もよかった。終わったことなので、切り替えてまたあした」
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