アラブ首長国連邦のドバイ在住で一時帰国中のタレント、倉沢淳美(48)が14日、東京都内で長女、ケイナさん(16)と本紙の取材に応じ、「3年後をめどに日本でまた芸能活動を本格化させたい」と語った。美貌とファッションセンスが注目を浴びるケイナさんは「将来、ママと一緒に仕事したい」と芸能界に興味津々。親子でファッションメーカーとのCM契約話も進行中という。
1980年代に3人組アイドル「わらべ」として一世を風び。「めだかの兄弟」の大ヒットを飛ばした倉沢が、本格始動に意欲を見せた。
95年4月、石油関連企業に勤める豪州人と結婚。豪州に移住し、4年前から夫の仕事の関係で長男(18)、ケイナさん、次男(15)の3児とともに一家5人でドバイへ移住した。普段は専業主婦として子供たちの弁当を作る一方、たまに一家でTBS系「世界の日本人妻は見た」などに出演してきた。
一家で帰国中のこの日、マスコミアナリストの土田孝(64)がパーソナリティーを務める東京・江東区のレインボータウンFM「Richymanのエンタメ倶楽部」に生出演。「次男が大学に入る3年後には、結婚後も続けた劇場の時代劇公演などに出てみたい。主人も応援してくれています。ジムに通って体力も維持しています」と語った。キックボクササイズインストラクターの免許も持つほどだ。
ケイナさんも注目度は抜群。インターナショナルスクール2年で日本語と英語のバイリンガルであるうえ、フランス語も勉強中。「大好きなのは化学と物理。将来は大学にも行きたいし、サッカーや水泳、料理も好き」とニッコリ。成績は学年トップクラスで「将来は歯科医かシェフ、ママと一緒の仕事もしたいな」と濃い緑の美しい瞳を輝かせた。
日本のレコード会社が、ケイナさんの魅力的な低音の歌声に注目。将来性を見るためデモテープを取ったほか、日本のファッションメーカーが年内にも倉沢と親子で初のCM契約を結ぶ話も進行中だ。倉沢は娘の将来について「いろんなことに挑戦させたい」と本人の意思を優先させたい考えだが、親子で日本の芸能界で本格的に活躍する日も夢ではなさそうだ。
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