第97回全国高校野球選手権大会東東京大会(11日、岩倉9-0足立東・桐ケ丘・東京農産商、明治神宮)こちら、同じ鉄道系の運輸科がある岩倉も、発車オーライ。東東京2回戦で、都足立東・都桐ケ丘・都東京農産の3校連合を9-0の七回コールドで下した。先発した左腕の巽大介投手(3年)が6回を無安打無失点に抑え、坂本匠投手(3年)が七回をピシャリ。参考記録ながらノーヒットノーランを達成した。
巽は快投にも「先頭打者への四球など、まだまだ安定感はない。40点ですね」と反省。中学2年まで鳥取で育ち、鳥取商2年時に夏の甲子園のマウンドに立った次兄・裕也さん(27)の背中を追うように野球を始めた。中学時代に夏の炎天下の中、約1時間、裸足で砂丘を登って鍛えたスタミナが武器だ。
1984年のセンバツで初出場初優勝を果たした古豪。夏の甲子園出場は97年の1度だけだが、今年は暑くなればなるほど頼れる左腕がいる。 (花里雄太)
この記事をシェアする