高嶋は、1月に行ったレコーディングを振り返り、「私に似て勝ち気な子だからか、完璧に弾いてくれた。5、6回弾いただけで、OKが出ました」と目を細めた。演奏については「私が子供のころはテンポ通りにバイオリンを弾いていましたが、息子は曲の終わりがリタルダンド(テンポを次第に落とす演奏法)で私よりも音楽的。すぐに追い抜かすと思う」と分析した。
将来有望な次男には「海外で活躍してほしいし、チャイコフスキー国際コンクール(クラシックの世界3大コンクールの1つ)で優勝してほしい。10年後くらいに私はバイオリンを置いて、息子で左うちわの生活をしたい」と笑った。
9月11日に行う東京・銀座の王子ホール公演で親子のステージ初共演も計画している。次男はチェロの発表会で毎回客席に笑いかけるほど度胸があるといい、高嶋は「アメとムチを使い分けて練習させます!」と当日を心待ちにしている。
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