この日は相手先発が左腕・山崎福だったこともあり、ベンチスタートだったが、0-0の八回一死二塁の好機で、右腕・平野佳を相手に代打陣の先陣を切って指名された。大きな期待を受けている証拠だ。結果、空振り三振に倒れたが、江越に代わって、そのまま中堅の守備へ。しかしその後に悪夢が待っていた。
「メッセンジャーもいい投球をしていたのに…」。悔みきれない表情の柴田。2試合連続での延長サヨナラ負け。チームを活性化させられない若虎を象徴するような、バッドエンディングだった。 (三木建次)
★12年7月26日、中日戦(ナゴヤD) 六回の守備から出場し、1-1の六回一死一、三塁。森野が放った右翼へのライナーをグラブに当ててポロリ(記録は安打)。勝ち越しを許し、チームも1-4で敗れた
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