低迷の象徴としてマートンやメッセンジャーらが注目されるが、僕は元凶は鳥谷にあると見ている。この日も八回無死二、三塁で三振など、得点機で2度凡退。打率・240、得点圏打率・148(27打数4安打)はひどすぎる。しかし戦犯にあげられることはない。和田監督ら首脳陣はほぼノータッチだ。なぜ誰も指導をしないのか?
不動の存在として信じているのだろうが、こんな状況で聖域を作っている場合ではない。組織を引き締めるのに一番簡単な方法は、中心選手を怒ることだ。鳥谷にも言うべきことはきっちりと言う-。そうすることで、チーム内に緊張感が生まれるはずだ。
本人も、もっと熱くなって欲しい。球団幹部は「最近ピンチで投手に声をかけるのは西岡だけ。こんなチーム状況だけに鳥谷にもっとリーダーシップを発揮してほしい」と話す。陰では若手を教えたりしているが、残念ながら表に伝わってこない。もっと前面に出て欲しい。先頭に立って欲しい。FA残留会見で「優勝したい」と誓ったではないか。虎のリーダーは鳥谷しかいない。僕は信じている。
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