完投勝利した阪神・藤浪=神宮球場(撮影・塩浦孝明) (セ・リーグ、ヤクルト1-4阪神、8回戦、阪神6勝2敗、14日、神宮)阪神・藤浪晋太郎投手(21)が9奪三振1失点の完投で、3月29日の中日戦(京セラD)以来、約1カ月半ぶりの白星をつかんだ。
今月10日の母の日、オフだった藤浪はカーネーションを持って堺市内の実家に帰省した。8日に7失点したばかりだったが、実家ではバラエティー番組を見ながらリラックス。家族で夕食を楽しんだ後、寮に戻った。母・明美さんは「なかなか勝てなくて本人は辛かったと思いますが、私たちにそんな素振りは見せませんでした」と振り返る。周囲に弱音を吐くことなく、しっかりと悔しさをマウンドで晴らした。
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